事業背景
東京大学との共同特許である核酸アプタマースクリーニング技術MACE®-SELEXを応用した独自バイスペシフィックアプタマー創製プラットフォームをコアとして、世界初のバイスペシフィックアプタマー医薬開発を目指す。
我々の使命と事業概要
ミッション1: 希少血液疾患向けバイスペシフィックアプタマー医薬の開発
血液疾患は生命維持に直接関わる重大な疾患です。生命維持は血流の恒常性(正常な血流、出血時の止血)により可能となります。よって血液疾患治療薬には必要時に血液状態をコントロールできるようにする薬効中和剤がセットで不可欠ですが、そのような治療薬は現在存在しません。リンクバイオは、その状況を打破すべく、独自バイスペシフィックアプタマー創製プラットフォームにより、世界初の希少血液疾患向けバイスペシフィックアプタマー医薬開発を目指します。
ミッション2: ”核酸アプタマー” の応用
分子認識能をもつ核酸塩基配列 “核酸アプタマー” の試験管内選抜法が提案されて約30年が経過しました。しかし、各分野における核酸アプタマーの認知度は依然低い状態にあります。中和可能な分子標的薬、超高感度診断薬、その他新規バイオ関連製品など、魅力的なソリューションを生み出す潜在能力を核酸アプタマーは秘めています。当社保有MACE®-SELEX” により様々なアプタマーを創出し、それらの社会実装を目指します。
以下の事業を通じ、核酸アプタマーの認知度を向上させることが、我々のもう一つの使命です。
事業 1: 共同研究開発
事業 2: 受託研究開発
事業 3: MACE®の第三者許諾
事業 4: 核酸アプタマーの販売
事業 5: 核酸アプタマーのリサイクル
想定顧客
医薬品・検査薬・診断薬の研究開発を行う製薬・バイオ系企業(ベンチャー含む)、大学・国研などのアカデミアの研究グループなど。